日本カツチャーをテーマにした大型イベント「ジャパン・エキスポ2015」が7月2日から5日にかけて、フランスのパリにて開催される。日本からも様々なポップカルチャー、伝統文化が参加することで毎年注目を集ている。
2015年は自治体から京都市がブース出展する、テレビアニメ『有頂天家族』の展示をはじめ、名産品や伝統産業製品の魅力を海外へ発信する。 「ジャパン・エキスポ」に京都市が出展するのは今年で3回目となる。出展規模は昨年から倍増させ、より幅広い展示で京都の魅力をアピールしていく。 まずブースの目玉となるのがテレビアニメ『有頂天家族』の企画である。本作は森見登美彦さんのベストセラー小説が原作で、京都市が舞台。第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を獲得するなど、高い評価を得ている人気作だ。会場では原画60点や大型キャラクタースタンディーを展示や、フランス語字幕付きプロモーションビデオの上映、監督やプロデューサーによるトークショーを実施する。 またアニメだけでなく、時代劇映画についての企画も用意された。日本映画の聖地である京都・太秦を舞台に時代劇役者の半生を描いた映画『太秦ライムライト』を通じ、京都の映画文化と時代劇映画の軌跡を紹介する。東映剣会の役者による殺陣の披露や演舞ステージも予定しており、こちらも華やかな内容になりそうだ。 さらに今年で4回目を迎えるイベント「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2015」のPRも行う。今回からグッズの販売も予定しており、どのようなアイテムが揃うのかも気になるところである。 そのほか、祇園辻利のお菓子とお茶の提供や伝統産業製品の展示、ゆかた着付け体験とバーチャル写真撮影コーナーでの撮影、NPO法人「京小町踊り子隊プロジェクト」による踊りの披露など、さまざまな企画がラインナップされている。 [高橋克則] 「ジャパン・エキスポ2015」 http://nihongo.japan-expo.com/
提供元:アニメ!アニメ!
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