プロ野球・広島カープの梵英心内野手が12月21日、東京・銀座のTAU広島ブランドショップで兄・大英さんとトークショーを展開。出場数96試合、打率2割3分、終盤での登録抹消という今季を振り返り、「最終試合を家でテレビ観戦していたことが一番悔しい」ともらした。

「マツダスタジアム最終戦で、負けたのを見て若干ガッツポーズ。大学時代、1部から2部に落ちたとき、『野球をやるな』といわれたことがある。半年野球やれなかった時代も悔しかったが、今季も悔しい」

梵と同い年で、中日から広島へ移籍するエクトル・ルナ選手について聞かれると、「ルナね、内には秘めたるものがある。補強するポイントでもあるので、しょうがないけど、彼には負けたくないなというのがテレビ的なコメント」と笑った。

今季の不振、ライバル出現…。トークを聞く6歳の子どもを見て、梵は「何歳？6歳。そうか、この子が20歳になるまで現役を続けたいね」と抱負を語った。

このひと言で会場から拍手がわき、ファンから「あの山本昌を超える？」と声があがった。