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1972年、京都市美術館で開催された「映像表現 '72」展は、映画館ではなく美術館で、美術家による複数の映像作品を一堂に展示した、世界的に見ても先駆的かつ画期的な展覧会でした。43年の時を経た2015年、東京国立近代美術館でこの「映像表現 '72」展を再び開催します。
本展の趣旨は、過去の展覧会を懐古的に「再現」するのではなく、「再び舞台にのせる」こと、つまり「再演(replay)」し、そして「再生(replay)」することです。43 年前の残響に耳を澄まし、残像に眼をとめながら行われるこの「展覧会=上演」によって、ノスタルジーでもアナクロニズムでもなく、2015年という「いま、ここ」におけるその現代的意味を捉え直します。 本イベント提供者
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