既存の空間やシステムに介入し、その在り方を一時的に変容させる美術作品や音響パフォーマンスを生み出す今尾拓真(1992-)。建物に備え付けられた空調機器を使って音を鳴らす《work with》シリーズは彼の代表作です。清須市はるひ美術館の建造物全体や美術館という...
詩人の谷川俊太郎は1960年代から現在に至るまで、さまざまな絵描きや写真家と200冊にも及ぶ絵本を作ってきました。ことばあそび、世界のありようを認識する手がかり、ナンセンスの楽しみ。 そして生きることの面白さや大変さ、尊さ、死や戦争までをテーマに、今日も...
清須市はるひ美術館では、2023年度企画展として、彫刻家・栗木義夫(1950-)の展覧会を開催します。
栗木は瀬戸市の陶芸家の家系に生まれ、やきものに使われる土や窯が身近にある環境で育ちました。日本大学で柳原義達のもと彫刻に対する考え方と表現について学び...
当館では地域にゆかりのある作家を紹介する展覧会を継続的に開催してきました。「清須ゆかりの作家」シリーズとして第8回目となる今回は、清須市在住の阿野義久(1958~)を取り上げます。
人体や植物といった生命の形を見つめながら、記憶から生成された心象風景を...